真っ直ぐ歩けないのは何かの病気?
なんだかフラフラして真っ直ぐ歩けないなんてことはありませんか。
単なる疲れ程度であればいいのでしょうが、何かの病気が隠れていることもあります。
ここでは、真っ直ぐ歩けない場合に考えられる病気についてお話ししていきます。
1.めまい
真っ直ぐ歩けないような時に比較的多く見られる症状にめまいがあります。
めまいには、大きく分けて「回転性のめまい」と「浮動性のめまい」があります。
回転性のめまいでは、グルグル回っているように感じて、真っ直ぐに歩くこともできなくなります。
このようなめまいを引き起こす病気には、良性発作性頭位めまい症やメニエール病などがあります。
これ以外にも回転性のめまいを引き起こす病気があり、詳しいお話についてはこちらも参考にして下さい。
めまいの症状と原因について
浮動性のめまいでは、身体がふわふわした感じになり、真っすぐ歩けなくなります。
これには、自律神経の乱れや脳の異常などにより引き起こされるようなこともあります。
スポンサーリンク
2.貧血
女性に多く見られる病気として貧血があります。
血液中の赤血球が減少することで、身体中の組織の酸素や栄養が不足してしまい、頭がフラフラしたりして真っ直ぐ歩けなくなってしまいます。
発作的な症状であれば、しばらく安静にすることで回復も期待できますが、恒常的に貧血になっていると発作が頻発し危険な状態になることもあります。
内科や婦人科を受診して、血液検査などで調べてもらうようにしましょう。
貧血についての詳しいお話は、こちらのサイトも参考にして下さい。
貧血の種類と原因、改善方法について
3.脳梗塞
脳内の血管が細くなったり、詰まったりして血液の流れが阻害されてしまうのが脳梗塞です。
それによって酸素や栄養が不足してしまい、脳細胞が死滅したり、組織が障害を受けてしまうようになります。
障害を受けた場所やその程度によって、現れる症状は違ってきますが、ふらつきや真っ直ぐに歩けないようなことも起こってきます。
他にも片方の手や足に痺れや麻痺が起きてしまったり、言葉がうまく出ずろれつが回らないなどの症状が現れた場合には、脳梗塞の可能性が大きくなリます。
脳梗塞についての詳しいお話は、こちらにサイトも参考にして下さい。
脳梗塞の症状と治療、予防方法について
脳細胞は死滅すると再生できず、障害や後遺症が残る可能性が高くなります。
すぐに救急車を呼ぶなどして、病院へ行くようにしましょう。
この他にも、真っ直ぐに歩けないような場合には、いろいろな病気が考えられるようになります。
普段感じないような違和感や異変が現れたら、すぐに病院で診てもらうようにしましょう。
スポンサーリンク