めまい 漢方薬 ツムラ

めまいの症状緩和にはツムラの漢方薬がいいの?

 めまいの症状緩和にはツムラの漢方薬がいいのでしょうか。

 

 めまい(眩暈)が起こった場合、急性期にはそれが重篤な疾患に起因するものかどうかの判別が大事です。
 小脳出血、くも膜下出血、内頚動脈血栓症、脳幹梗塞、聴神経鞘腫、といった生命予後を大きく左右する疾患によって起こるめまいはそれらの診断がつけば、その領域ですみやかに治療にかかります。

 

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 しかし、大半のものは危険な疾患に起因しない良性のめまいで、数週間で自然に軽快します。
 症状の緩和に関しては、西洋医学の方法は貧弱であり、漢方薬頼みになることも珍しくありません。

 

 東洋医学の理論は西洋医学と異なっており、生体を維持する循環要素として陽性の「気」と陰性の「血」に分けます。
 血はさらに赤い液体(狭義の血)と無色の水に分けられます。

 

 水の変調を水毒(水滞)といい、その徴候は三つに大別されます。
 第一に浮腫、胸水など体腔内の異常な貯留、これらの分布異常にともなう口渇などです。

 

 次に鼻水、水様の痰や帯下、尿利異常、水様下痢など分泌(排泄)の異常です。

 

 三番目が内耳関連の徴候で、眩暈、ふらつき、耳鳴りなどが挙げられます。

 

 メニエールは、内耳リンパ液の異常であると今はわかっていますが、古代中国人は解剖学を知らなくても、観察によってそれらを把握していたのです。

 

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 眩暈に効くとされる漢方薬には、ツムラ苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)、ツムラ五苓散(ゴレイサン)、ツムラ真武湯(シンブトウ)、コタロー半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジュツテンマトウ)があります。

 

 これらは眩暈の種類によって使うものを分けます。
 たちくらみ(起立性眩暈、起立性低血圧)には苓桂朮甘湯が、ふらっとする、回転性の眩暈には五苓散が、くらっとする、雲の上を歩いているような浮動感のあるめまいには真武湯が、平素から胃腸虚弱で、頭痛、嘔吐、倦怠感などがある虚弱者のめまいには半夏白朮天麻湯が、それぞれ効くとされています。

 

 なんとなくふらっとしたり、立ちくらみがしたり、両方の症状がある人には真武湯と苓桂朮甘湯を一緒に服用することもあります。
 眩暈の出やすい人が服薬を継続することによって、眩暈感が出にくくなり体調も改善します。

 

 いずれにしても、眩暈が現われたときは、早期に受診して生命予後を左右するような重篤な疾患でないかどうかを確認する必要があります。
 そのうえで、良性のものとわかれば症状改善のために漢方薬を用いるということが大事です。

 

 次はこちらの記事です。
 貧血でめまい!症状を改善して治す食べ物は?

 

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